報告書等の取扱

測定依頼をいただいたガラスバッジやガラスリングは、線量等を計算し、結果を「個人線 量報告書」(環境用は「環境用モニタ測定値報告書」)「個人用報告書」「個人線量管理票」(環境用は「環境用モニタ測定値報告書」)としてご報告いたします。

評価・認定

弊社がご報告した線量が、お客様における放射線の作業環境等(作業場所における放射線の強度・温度・湿度など)の状況に照らし合わせて適切な値であるかどうかの評価、およびご使用者が受けた放射線の量(環境用は、取付場所における放射線の量)としての認定を行なってください。(個人線量測定サービス規約第7条参照

「個人線量報告書」(作業管理用)の取扱

  • 個人線量が過去の実績に比べて異常に高い値を示している方がいるかどうかをご確認してください。このような場合には、その原因が何によるものであるかどうかを追跡調査し、改善を行なう必要があります。
  • 受けた線量を経過率で除して年限度に近づく方がいるかご確認してください。このような場合には、作業方法を変更する必要があります。
  • 線量限度を超えている方がいるかご確認してください。このような場合には、遅滞なくその方に健康診断を受けさせる必要があります。
  • 報告書は時系列にファイルしてください。

弊社がお知らせした算定値に対して、「認定線量登録依頼書」にて認定線量のご申告をいただいた場合は、取消の報告書と、お客様の認定線量が記載された報告書が同時に送付されます。

「個人用報告書」(個人配付用)の取扱

  • モニタをご使用になった方に、認定した個人線量を通知される場合にご使用ください。確認欄に放射線管理責任者の方の捺印を受け、各個人ごとに切り離してご使用者に配付します。また、放射線管理の実状に応じて、配付された帳票を更に切り離し、台紙に貼り付けることで、個人でも管理台帳が簡単に作れます。なお、環境用ガラスバッジには個人用報告書は出力対象外となります。

「個人線量管理票」(保管用)の取扱

  • 法令で定められている項目を網羅した帳票です。大切に保管しておく必要があります。ただし、当該記録の対象の方が放射線業務従事者でなくなった場合、もしくは当該記録を5年間保管後に、これを文部科学大臣が指定する機関に引き渡す場合は、この限りではありません(ただし、障害防止法関連の事業所)。

なお、胸と手のように複数個の個人モニタをご使用になられた場合、「個人モニタ測定値管理票」を併せてお届けしますので、「個人線量管理票」と同様に保管してください。

記録の引渡し機関としては、平成元年10月27日科学技術庁告示第13号により「財団法人放射線影響協会」が指定されています。

「環境用モニタ測定値報告書」(作業管理用・施設管理用)の取扱

  • 捺印の欄に放射線管理者などの管理者の認印を捺印し、環境測定の記録として大切に保管してください。
  • 境界の種類に応じて法令で定められた線量限度を表示することができます。境界の種類をご参照ください。
  • 管理区域境界など3月の線量限度が定められている場所に環境モニタを取付けて管理されている場合は、「環境モニタ測定値報告書」の実効線量欄に表示される3月ごとの累積値を参照されると便利です。
  • 測定値が、過去の実績に比べて異常に高い値を示している場所があるかどうかをご確認してください。このような場合は、その原因が何によるものであるかを追跡調査し、必要に応じて改善してください。
  • 報告書は時系列にファイルしてください。

「放射線管理レポート」の取扱

  • 弊社は、お客様がご使用されたモニタの被ばくが判明した際は、弊社の通報基準線量に基づき「放射線管理レポート」をFAXにてご連絡させていただきます。なお、この通報線量は、後日報告される正規の結果報告書の内容を先行してご連絡することになりますので、管理上は結果報告書に基づいた対応をお願いいたします。

通報基準線量

・ケア線量連絡:ご注意いただきたい被ばくが判明した時

ご使用周期 ケア線量連絡基準値(mSv)
2週間 0.8
半月 1.0
1ヶ月 1.6
マティ管理 0.1

・アラーム線量連絡:線量限度を超えないように警戒していただきたい被ばくが判明した時

項目 アラーム線量連絡基準値(mSv)
実効線量の3月計3ヶ月管理をされている女性が対象*1 4
実効線量の年度計 40
眼の水晶体の等価線量の年度計 120
皮膚の等価線量の年度計 400
腹部の等価線量の累積値マティ期間の累積値*2 1.6
実効線量の5年ブロック累積値 80

*1)3ケ月管理をされている女性が対象
*2)マティ期間の累積値

・緊急報告:以下の線量限度を超えている時

項目 緊急報告基準値(mSv)
実効線量の3月計3ヶ月管理をされている女性が対象*1 5
実効線量の年度計 50
眼の水晶体の等価線量の年度計 150
皮膚の等価線量の年度計 500
腹部の等価線量の累積値マティ期間の累積値*2 2
実効線量の5年ブロック累積値 100

*1)3ケ月管理をされている女性が対象
*2)マティ期間の累積値