報告書の見方-Part1

ここでは、「個人線量報告書」についてご説明します。

個人線量報告書

ご使用期間に対する各個人の測定値実効線量および等価線量の算定値を報告します。また、法令で定められた期間に対する個人線量の累計値も併せて報告しています。不均等管理などで、複数のモニタを装着された場合は、装着部位ごとの測定値を記載した「個人モニタ測定値報告書」が別途出力されます。コード等の説明は報告書裏面をご覧ください。

個人線量報告書

●放射線業務従事者全員の個人線量が、増加の傾向にあるか、減少の傾向にあるかについて、実効線量の合計値および平均値の変化により把握してください。
●常に増加の傾向にある場合は、施設または作業方法にご配慮ください。また放射線には「絶対的な安全量」というものはありませんので、できるだけ個人線量が低くなるようにご留意願います。

放射線管理者の方へ
個人線量が過去の実績と比較して、異常に高い値を示している人はいませんか?
このような場合は、原因を追跡調査し、改善を行う必要があります。
今回ご報告した実効線量、等価線量から1年間に受けるであろう線量を推算してください。その線量は法令で定める線量限度を超えそうですか?
超えそうな場合は作業方法などを変更し、超えないようにしてください。
線量限度を超えた人はいませんか?
このような場合には、遅滞なく健康診断を受けさせるとともに、その旨を所轄の労働基準監督所長に報告しなければなりません。(厚生労働省「電離放射線障害防止法」対象事業所)
評価
使用済個人モニタから得た個人線量が、その人の行った放射線業務の内容、作業の環境条件などに照らし合わせ、適切であるか評価してください。
認定・保存
評価を経て適切であると判定された個人線量は、放射線業務に従事した人が受けた放射線の量として認定を行ってください。認定欄にご捺印の上、ご使用期間順にファイルしてください。

●認定線量を別に定めた場合
弊社からご報告した内容と異なる線量を認定された場合(例:放射線の多い場所に置き忘れたとき、間違った部位につけたとき)、その数値を速やかに弊社指定の書式(認定線量登録依頼書)を用いてご連絡ください。弊社で審査のうえ認定線量をその期間の個人線量として弊社のコンピュータで管理いたします。この場合、モニタご使用者個人の承認を必要とします。なお、ご報告した測定値は変更できませんのでご了承願います。

●個人線量登録
お客様のご依頼により、弊社システムに登録されていない期間について個人線量の累積値を登録することができます。弊社指定の書式(個人線量登録申込書)を用いてご連絡ください。弊社で審査のうえ、その期間の個人線量の累積値として弊社のコンピュータで管理いたします。この場合、モニタご使用者個人の承認を必要とします。なお、登録可能なご使用者は、登録日現在において弊社システムにモニタの登録が設定されていることが条件となります。